経営の基本 Overview
最も重要な5つの質問
- 我々のミッションは何か
- 我々の顧客は誰か
- ペルソナの設定
- 顧客にとっての価値は何か
- UVPの確認
- 我々にとっての成果は何か
- ビジョンの確認
- 我々の計画は何か
- 未来をプロットする
5つの質問がもたらすもの: 行動のための計画
参考: 経営者に贈る5つの質問
この質問で最初に答えるべきは「ミッション」。
- ミッションがあれば、顧客がいるはず。
- 顧客を満足させるには、顧客にとっての価値を知らなければならない。
- そこで初めて、あげるべき成果が明らかになる。
- そうして計画を立てられるようになる。
経営のネガティブサイクル
古典的に正しいが成功はしない。
- 数値目標設定
- 計画実践
- 実績チェック
- 外部環境分析
経営のポジティブサイクル
- 提供価値とビジョンの設定
- 実現可能な計画の設計
- ビジョンへの到達
- 強みの発見、顧客の理解
- ミッションの例
- ソニー 井深大 株式会社建設趣意書
- 真面目なる技術者の技能を、最高度にはっきせしむべし自由闊達にして愉快なる理想工場の建設
- 本田宗一郎
- 人間尊重、三つの喜び (買う喜ぶ、売る喜び、創る喜び)
- ソニー 井深大 株式会社建設趣意書
- 本田宗一郎: 行動無き理念は無価値である
- トヨタの強さの本質
- 現場の生む知恵を組織全体で活かす仕組み (カイゼン)
- 隣同士の組織がお互いに情報交換しながら自律的・分散的に生産する仕組み (カンバン)
生命論的な戦略論・組織論
-
組織は、自らの意思を持ち、外界の環境変化に適応し、新しい知を獲得・成長し、他者と豊かな生態系を作って反映する生物。
-
戦略の定義 ドラッカー
- 自社の現在の立ち位置、それをこの先どこへ持っていきたいか、そして、どうすればそこにたどり着けるかを理解すること。
ビジョン・戦略・戦術・経営計画
- ビジョン: 目指すゴール
- 戦略: ゴールへの道筋
- 戦術: 難所突破の工夫
- 経営計画:
ミッション
- ミッション Why
- なぜこの会社が存在するのか。
- ビジョン Where
- この会社は将来どうなりたいのか。
- 戦略 What
- この会社は何をするのか。
- 戦術 How
- 具体的にはどうするのか。
- ビジョンという先の展望、ミッションという仕事をする意義を理解すると、仕事が「意義あるもの」に変わる。 (楽にはならない)
仕事のマトリックス
いわゆる7つの習慣のものと同じ。 重要なのは下記の3証言。
- 重要かつ緊急
- 重要納期への対応
- 突発事態への対応
- 重要なクレーム対応
- 重要かつ非緊急
- 長期ビジョンおよび戦略の策定
- 新しい仕組みの設計・構築
- 社員との建設的コミュニケーション
- 重要顧客との建設的関係構築
- 非重要かつ緊急
- 社内管理・手続き管理
- 定例会ぎ・報告
- トラブル対応
特に重要かつ非緊急の仕事にフォーカスする。
U理論
会議がまとまらない方向に進んだとしても、 参加者を信頼して馬に委ねれば、 あるタイミングで議論は自然に自己組織化し収束する。
- 一度考えを深める 沈降 (Sensing)
- 深めた考えが自己組織化する 潜行 Presensing
- 自然に新たな考えが浮かび上がってくる 浮上 Realizing
ファシリテーション手法
- アプリシエイティブ・インクワイアリ
- ワールドカフェ
- オープンスペーステクノロジ
ビジョンを決める
SWOT分析
- Internal
- Strength
- Weakness
- External
- Opportunity
- Threat
Opportunity | Threat | |
---|---|---|
Strength | Attack | Save |
Weakness | Join or See | Discard |
- S x O
- S x T : 自社に強みがあるので、責めることはしないが立場を守る。