Project Management

Step

プロジェクトの発足と目標の明確化

  1. 目標の明確化
    • プロジェクト憲章
    • コンセプト・スコープを明確にし、 投資の経営的判断を行う。

プロジェクトの計画作成と承認

  1. 作業分解
    • WBS (作業分解図)
      • ひとつひとつの作業は40時間内に終わるようにする
      • ひとつひとつの作業量が見積もりできるレベルまで行う。
      • 最小単位の作業をワークパッケージと呼ぶ。
      • 作業番号・内容、責任者、成果物が記載される。
    • Task Description (作業記述書)
      • ワークパッケージに基づいて作成する。
      • 説明、成果物、作業実行の前提条件、作業完了・成功の判断基準が記述される。
  2. 役割分担
    • RAM (Responsibility Assignment Matrix, 役割分担表)
  3. 所要期間見積もり
    • 作業量見積書, 所要期間見積書
      • 所要時間は可変時間作業と固定時間作業に分かれる。
      • 可変時間作業 Variable Duration Task
        • 投入する資源(人・物・金)の量によって所要時間が変化する作業。
      • 固定時間作業 Fixed Duration Task
        • 投入する資源の量によって変化しない作業。
  4. 作業の依存関係調査
    • PERT (Program Evaluation and Review Technique, 作業ネットワーク図)
      • 依存関係の4種類
        • Finish to Start: 作業が終了すると他の作業を開始できる。
          • 先行作業の終了から後続作業の開始までに待ち時間(Lag time)が必要なものがある
          • 先行作業の終了に先立って後続作業を開始するリードタイムを設定するものがある。
        • Start to Start: 作業を同時に開始する。
        • Start to Finish: 作業が開始すると他の作業が終了する。
        • Finish to Finish: 作業が同時に終了する。
  5. Critical Path の設定
    • Term
      • Critical Path: プロジェクトの開始から終了までに最も長い時間を要する工程またはその時間
      • Float: スケジュール上の余裕期間。 通常、クリティカルパスにフロートは存在しない。
  6. スケジュール作成
    • Gantt Chart, Milestone
      • まず大日程(マスタープラン)を作成する。その後、確定している事項をもとに直近の6か月間のスケジュールを作成する。
  7. 負荷の平準化
    • 要員負荷, ヒストグラム
      • 必要ならばプロジェクト完了時期の延期も視野に入れる。
  8. 予算作成
    • 予算表, 予算グラフ
      • 経営トップ層の承認を受ける。
      • プロジェクト実施段階でのコストマネジメントのベースとなる。
  9. リスク管理
    • 予防対策マニュアル, 発生時対応マニュアル
      • 対応策の策定を継続的に行う

プロジェクトの実行とコントロール

  1. 進捗管理, スコープ変更管理
    • 現状報告書, アクションプラン, 現状報告会議
      • コントロール項目・範囲を決めて、設定した方法と頻度に沿って実績データの収集を行う。

プロジェクトの終結と評価

  1. 評価と対策
    • プロジェクトのまとめ文書
      • 教訓を学び、今後に活かすために事後の見直しを行う。

参考文献

  • プロジェクトマネジメント - 日本IBMに見る独り勝ちの経営術 日経ビジネス2002.10.14号
  • プロジェクトマネジメントの時代-いまこそ企業改革 志賀雅人著 株式会社工業調査会
  • 図解国際標準プロジェクトマネジメント-PMBOKとEVMS 能澤徹著 日科技連出版社
  • 改訂版PMプロジェクトマネジメント 中嶋秀隆著 日本能率協会マネジメントセンター
  • プロジェクトマネジメント知識体系ガイド2000年版 プロジェクトマネジメント協会