パケットの遅延
- 帯域幅遅延
- 送信者がパケットをネットワークに送信するのに必要な時間。
- 単にパケットサイズを帯域幅で割ったもの。
- 送信されるデータの量に比例
- 2つのパケットを連続して送信すると、遅延は2倍になる
- 例
- 100 Mbpsイーサネット上の1500バイトのパケットの場合、帯域幅遅延は12,000ビット/(100ビット/ µsec)= 120 µsec
- 伝搬遅延
- 光速でのビットの伝搬。
- 距離を光速で割ったもの。
- 送信されるデータの量に比例しない
- 2つのパケットを連続して送信しても、伝搬遅延は変わらない。
- 例
- 信号伝搬速度が約230m / µsecのイーサネットケーブル1,000 mの場合、伝搬遅延は約4.3 µsec
- 自国 T = 0 で前の段落の1500バイトのパケットの送信を開始すると、最初のビットはT = 4.3 µsecで 1,000m 離れた宛先に到着し、最後のビットは 120 µsecで送信される。最後のビットはT = 124.3 µsec に到達する。
- ストアアンドフォワード遅延
- パケットのいずれかが再送信される前にパケット全体の読み取りに費やされる時間
- キューイング遅延
エラー検出
Internet Checksum
- IP, TCP, UDP で使用される
- メッセージの16ビットワードの1の補数の合計をとることによって作られる。