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クライマックス
バイイング・クライマックス
中長期的な上昇相場の最終段階において、取引参加者の大半が強気一色となって、過熱感を伴って相場の急騰(高騰)が進む状況。
非常に強い相場で強材料が出て買い注文が殺到すると共に、売り方の踏み上げによって出現する。 多くは大商いを伴い、また後になってみると、大天井になっていることが多い。
バイイング・クライマックスによって買われた後は、需給が次第に悪化して下落に転じることが多い。
セリング・クライマックス
総悲観時に出来高を伴って起こる急激な下げ。 急落相場になるので買いチャンスが近いと考えられる。
一般的に1,2日で急落が終わり、売りたい人が売り切るので、その後1から数日間は急騰する傾向がある。
企業価値
企業の価値を数字に置き換えたのが、株価。
会社同士がM&Aをする時にはさまざまな算定方法がある。 ファイナンスの世界で見るところはキャッシュフロー。
FCF: フリーキャッシュフロー
その会社が毎年どれくらいのキャッシュを生むことができるか。
ファイナンスの世界では、すべてのモノの価値は将来生み出すキャッシュフローを現在価値にしたもの。
企業価値を最大化する3つの手法
- 業績向上
- メインの事業を拡大
- M&A
- 未来のキャッシュフローを最大化するための活動
- ノンコア事業の撤退
- 財務戦略
- 信用力や格付けを強化
- 資金調達
- IR戦略
- IR (Investor relation) を行うことで、投資家層を充実させる
どれか一つでも足踏み状態が続いている企業は伸び悩む。 3つのうちどれかが飛び抜けて評価されると株価が上がることもある。
企業分析 財務
収益性の指標
- ROA=当期純利益/総資産(総資本利益率)
- ROE=当期純利益/自己資本(自己資本利益率)
- 売上高利益率=売上総利益/売上高
- 営業利益率=営業利益/売上高
- 総資産回転率=売上高/総資産
- 財務レバレッジ=総資本/自己資本
安全性指標
- 流動比率=流動資産/流動負債
- 自己資本比率=純資産/(負債+純資産)
- その他の指標
- EPS=当期純利益/発行済み株式数(1株当たり当期純利益)
- BPS=純資産/発行済み株式数(1株当たり純資産)
- EBITDA=営業利益+減価償却費(現金を伴った企業価値増加額)
企業分析 5つのポイント
- 成長性
- 経常利益増減率
- 効率性
- ROA 総資産利益率
- 安全性
- 自己資本比率
- 市場評価
- 時価総額増減率
- 業界自体が急成長している場合、それを考慮して企業を評価する必要がある
- 時価総額増減率
- ガバナンス
- 社外取締役比率
- 社外取締役が多ければ、不正を行いにくくなる。
- 社外取締役比率
- 企業を買収する時、その企業の価値はどれくらいなのか。
- 適正株価はいくらなのか
- 今の株価は割安か、割高か
チャート
- 上昇のときに出来高が下がっているときは力がない。 下がる可能性あり。
ダブルトップ・トリプルトップで下がる場合
2, 3回同じ値段まで上がったが、2, 3回目のときに出来高が前回高値よりだいぶ少ない場合 出来高を伴った大きな陰線をつける。 空売り候補
大底確認
- RCI
- ボリンジャーバンド
- 価格変動幅
- エンベロープ
出来高
- 下げているとき
- 同時に減少している -> 復活の兆しなし
- 出来高ランキングを見て、下部かと出来高が一緒に下がっていたら危険
- 上がって出来高が高い
- 誰かが集めている。
テンバガー
- 月足、週足を見る。
- テンバガーは、出来高を伴って上げる。
- ヨコヨコ時期: 誰も損していない。
- 上がり始めたら初動で入る。
- 先に出来高が上がることが多い。
- 時価総額の小さいもの(10-300億)がテンバガーしやすい。 時価総額が小さければ、上げるのにお金がかからない。
- 直近のIPOからテンバガーが出る。
- 暴落の三角保ち合いは必ず落ちる。
その他
- 決算の前に、決算を織り込んで上げている銘柄は利確してよい。
- 決算前に暴落させて仕手が集めて好決算時に暴騰
- 悪決算では暴落後に筋が買って暴騰
- 月次値上がりランキング上位のチャートを全部見て、そこを攻めると億トレになれる(らしい)
株価の推移
- 個人主体の相場
- 上昇は一時的なものになる。 上昇した分の出来高が下げる圧力になる、下落スピードも同程度。
- 損切り・売り抜けが早いので、 IRで株価が上昇しても、元に戻ったり元の株価以上に売り込まれる
- 低位株に多い。
ダウ理論 トレンドの3局面
- 一部の抜け目のない投資家が買う(売る)
- チャート分析をもとに売買するトレンド重視の投資家が買う(売る) トレントフォロワー全員参加 ここでスピードをあげて上昇(下落)する
- 投機的な買いが猛威を振るうバブル状態 第1段階で買った抜け目ない投資家が利確 トレンドはやがて終焉・トレンド転換を迎える
トレンド転換は上昇相場では直近安値の更新、下落相場では直近高値の更新がひとつの指標
RCI
- トレンドフォローへの活用
- 高値圏にある=上昇トレンド
- 安値圏にある=下降トレンド
- 長期RCIが-100%近辺にはりつき、下降トレンドが明白なとき、短期RCIが長期線から離れて上昇した後、再び反転下落に転じたポイントは格好の戻り売りポイント
- トレンドラインや移動平均線などトレンド系指標とともに組み合わせて使うと・・・
- 横ばい相場のときは過熱感指標
- 強いトレンド発生時は押し目買い・戻り売りを探るツール
- 買われ過ぎ・売られ過ぎを示すオシレーター系指標
- -80%圏から上昇すれば底打ち反転
- +80%圏から反転下落すれば下落モード入り
- 長短RCIが安値圏でゴールデンクロスしたら底値買い
- 高値圏でデッドクロスしたら天井売り
空売り機関の正体
- 証券会社の英国法人が大株主になっている場合、それはヘッジファンドの可能性がある。
- ヘッジファンドが空売り報告で名前を出したくないので、証券会社と契約し名前を隠す(名義スワップ)。これにより買いの大量保有報告も証券会社名義となる。
- 証券会社は空売りの管理と調達をしているだけ。
- ヘッジファンドは複数の証券会社と契約をすることがあるため、複数の証券会社の名前があっても同じ運用者の可能性がある。
- 〇〇インターナショナル というような名前が多い。
- ヘッジファンドが空売り報告で名前を出したくないので、証券会社と契約し名前を隠す(名義スワップ)。これにより買いの大量保有報告も証券会社名義となる。
ヘッジファンド
- 顧客は、資産預け入れ先の委託ファンドに解約を申し出る場合、決算日の45日前までに申し出る必要がある。 (45日ルール)
- 決算時期は おそらく 3, 6, 9, 12月 -> 2, 5, 8, 11月半ばが45日前
- 解約に伴い顧客に資産を返却するため、 運用しているポジションを決済して現金を用意する。
- 資金ショート回避のため、容易に現金化できる日経平均先物のようなインデックスポートフォリオが選ばれる。
- 決算売りが始まると先物主導で下落する -> Sell in May: 5月の中旬は半期の決算前
- 短期運用がメイン
ボックス売買法
1960年代 ニコラス・ダーバス
株価は、業績などに大きな変化がない場合には 一定のボックス圏にて株価が動く。
その他
- 経常利益に注目 … 2倍以上がよい
- 出来高の増えている銘柄
- 日経よりも強いもの
- 年初来高値更新
- 出来高が多い
- 出来高が増えている
- 横ばいを上に抜ける