Music
純正音程
rate | name | |
---|---|---|
1 : 1 | 完全1度 | 1 |
1 : 2 | 完全2度 | 2 |
2 : 3 | 完全5度 | 1.5 |
3 : 4 | 完全4度 | 1.3333 |
4 : 5 | 長3度 | 1.25 |
3 : 5 | 長6度 | 1.6666 |
この純正音程を使って作られる音階を純正音階・純正律という。
100 Hz をベースの音とすると次のように音階が決まる。
Number | Name | Frequency (Hz) |
---|---|---|
8 | 完全8度 | 200 |
7 | ||
6 | 長6度 | 166.666 |
5 | 完全5度 | 150 |
4 | 完全4度 | 133.333 |
3 | 長3度 | 125 |
2 | ||
1 | 100 |
2番目と7番目は決まらない。 そこで、 完全5度の長3度上の音を7番目の音、 完全5度の完全5度上の音を計算し、そのオクターブ下の音を2番目の音とする。
Number | Name | Frequency (Hz) |
---|---|---|
8 | 完全8度 | 200 |
7 | 112.5 | |
6 | 長6度 | 166.666 |
5 | 完全5度 | 150 |
4 | 完全4度 | 133.333 |
3 | 長3度 | 125 |
2 | 187.5 | |
1 | 100 |
純正律の主要3和音
和音 | 比率 |
---|---|
C + E + G (ドミソ) | 100 : 125 : 150 |
F + A + C (ファラド) | 133.3 : 166.6 : 200 |
G + B + D (ソシレ) | 150 : 187.5 : 225 |
全ての比率が 4 : 5 : 6 になっている。 主要3和音をよく使う曲では純正律の方が綺麗に響く。
純正律のデメリット
ドが基準になれば綺麗だが、他の音が基準になると矛盾が生じてしまう。 レに対してラは完全5度だが、 周波数比 は 112.5 : 166 になる。 112.5 の完全5度上は 168.75 となる。 数値の上では微小な差だが、これが原因で不協和音になる。 ミとソだと、 本来 156.25 になってほしい完全5度が 150 になってしまう。
こういったことのために、純正律では移調ができない。
12平均律
1オクターブを均等に12分割して、12個の半音階を作った後、 音階を作り上げる。
利点
調和したハーモニーからのズレが全てにおいて均等であり微小である。
欠点
どのように引いても純正律の出すハーモニーは作ることができない。
音階
C を 100 として、 それに 2^(1/12) を順次掛けていく。
Tone | Frequency (Hz) |
---|---|
C | 100 |
C# | 105.94630943592954 |
D | 112.2462048309373 |
D# | 118.92071150027212 |
E | 125.99210498948732 |
F | 133.48398541700342 |
F# | 141.4213562373095 |
G | 149.83070768766817 |
G# | 158.74010519681997 |
A | 168.17928305074292 |
A# | 178.17974362806788 |
H | 188.77486253633876 |
C | 200 |
譜表
5線譜
- 線を下から 第1線, … , 第5線 という。
- 線の間を下から 第1間, … , 第4間 という。
- 5線の範囲外の線を加線という。
- ト音記号でドの音を書く場合の加線を下第1加線という。
- 5線から下へ離れるにつれて 下第1加線、 下第2加線、 下第3加線, … と呼ぶ。
- 反対に 5線の上に書く線を、 5線に近い物から順に 上第1加線、 上第2加線、 上第3加線, … と呼ぶ。
オクターブ記号
- 1オクターブ上を表す
- アルオッターバアルト, 8va alta, 8va
- 1オクターブ下げる
- アルオッターババッサ, 8va bassa, 8vb
- ギターの楽譜は記号なしで、1オクターブ低いことを前提に書かれている。
音部記号
- ト音記号, G Shulussel, G Clef
- ヘ音記号, F Shulussel, F Clef
- バリトン譜表として、ヘ音記号を1段下げて書いた物を使うことがある。低音部記号と呼ぶ。
-
ハ音記号, C Shulussel, C Clef: コーラスに使うことがある
- 5線符を2つ以上使ったものを大譜表という。
- 複数パートの譜表を組み合わせたものを総譜(Score)という。
音名
イタリア語 ドレミファソラシ ドイツ語 C D E F G A H 日本語 ハニホヘトイロ 英語 C D E F G A B
バンドの人は英語とドイツ語をよく使う。
変化記号
- フラット
- シャープ
- ナチュラル
- ダブルシャープ
-
ダブルフラット
- 調号
- 音部記号の横に変化記号がつく場合、それを調合と呼ぶ。
- フラット、シャープが用いられる。 変調があればナチュラルが用いられることもある。
- 臨時記号
- 音部記号ではなく、音符の横に書く形で変化記号が出現する場合、それを臨時記号と呼ぶ。
- 臨時記号は、出現した後、その小説内で有効となる。
- 全ての変化記号が用いられる。
音階 (スケール)
Pentatonic Scale
- 1st
- m3rd
- 4th
- 5th
- m7th
A minor pentatonic scale
- A
- C
- D
- E
- G
Chord
Major chord
1st, M3rd, 5th
Minor chord
1st, m3rd, 5th
Guitar position
1st が 5弦 にある場合
4 | b5 | 5 | m6 | M6 | m7 |
1 | m2 | M2 | m3 | M3 | 4 |
m6 | M6 | m7 | M7 | 1 | m2 |
m3 | M3 | 4 | b5 | 5 | m6 |
m7 | M7 | 1 | m2 | M2 | m3 |
4 | b5 | 5 | m6 | M6 | m7 |
Example
C7 b13 => 1st, M3rd, 5th, m7th, b13th (= b13th - 7 = m6th)
1st が 6弦 にある場合
1 | |||||
5 | |||||
M3 | |||||
1 | |||||
M3 | 5 | ||||
1 |